2007年12月1日土曜日

第二回会合を終えて

大倉です。

 先日の水曜日の輪読会を行いました。昨日資料をUPしましたが、その感想等を書きます。
私が担当した”the right to play"という章では、”interration"という概念とメタバースのファンタジーや可能性と現実世界から来る商業性とのジレンマが中心にあげられています。(詳しくは、フラッシュで)

 本書でも書いてあるように、仮想世界の多くは、段々現実世界との接点が増えていく Open型の世界になっていくだろう。しかし、その中で、仮想世界の中で、現実世界との壁を作っている世界(closed 型の世界:FFonline・リネージュなど)が大きな問題になるだろうという意見が出てきた。現実の法律との整合性がないためだ。 

 また、資料には挙げていないが、open型とclosed型の世界の違いには、運営者側が世界に対するガバナンスを強く持っているかどうかという特徴が挙げられる。open型には、ガバナンスに関しては、現実の政府へ役割を渡しているが、closed型では、運営会社が保持している。

 こうした中で、メタバースの運営には色々な形があるが、ようは運営会社がどこで儲かるかが、重要なんだなと感じました。SLでは、一見openで、無償ボランティアのように、見えるけれども、現実には、様々な部分で、手数料を取って稼いでいる。

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